両国・江戸東京博物館 特別展「花開く江戸の園芸」 9/1(日)まで

両国の江戸東京博物館では昨日7/30(火)より
開館20周年記念「花開く江戸の園芸」が開幕しています。
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「本展は、泰平の世が続く江戸時代に、大名から町人まで幅広い階層の人びとが、身分の垣根を越えて草花の栽培に喜びを見いだし、鉢植えの草花を持ち寄って”美しさ”や”珍しさ”を競い合う独自の園芸文化が展開されていたことを紹介するものです。花や緑に親しむ人びとが描かれた浮世絵や屏風、現代と変わらない技術が満載の園芸書、丹精をこめて育てた自慢のひと鉢が描かれた刷物などを展示。今から約150年前に来日したイギリスの植物学者・ロバート・フォーチュン氏も驚愕した江戸の園芸文化を公開します。」 (プレスリリースより)

歌川国貞(三代豊国)画 「四季花くらべの内 秋」嘉永6年(1853) 個人蔵
歌川国貞(三代豊国)画 「四季花くらべの内 秋」嘉永6年(1853) 個人蔵

同展では、4章構成で多彩な江戸の園芸について迫っておりますが、
特に第4章「江戸園芸三花 -朝顔-・花菖蒲・菊-」では、
第2節「花菖蒲に魅せられた人びと」として、
花菖蒲の歴史では著名な旗本松平定朝の資料などが展示
されるとのことです。


松平定朝の生み出した花菖蒲は堀切へとつながっております。
関連
当サイト 菖蒲・菖蒲園情報 堀切菖蒲園の歴史

展示リストによれば

江戸東京博物館所蔵の
歌川広重 錦絵 「東都名所 堀切の花菖蒲」 (第3週まで)
歌川国芳 錦絵 「堀切名花 江戸の花菖蒲」 (通期)

葛飾区郷土と天文の博物館所蔵の
歌川国孝 錦絵 「名所堀きり景」  (第3週まで)
歌川国英 団扇絵 「名所木母寺 堀切花菖蒲」 (第4週から)

がそれぞれ展示されるとのことです。 ※()内は展示期間

・会期 7月30日(火)〜9月1日(日) 9時30分〜17時30分(土曜日は21時まで)。
※休館日は月曜日/8月12日(月)は開館
※会期中、展示替えがあります。
・会場 江戸東京博物館 1階 展示室
(〒130-0015東京都墨田区横網1-4-1 TEL03-3626-9974(代表))
・料金 一般800円 大学生・専門学校生640円 小・中・高生400円。
※20歳(H4年7/1日〜H6年4/1生まれ)の方は、20周年記念で20円で特別展と平常展がご覧いただけます。(年齢を証明するものが必要です。
)

詳細は、下記サイトをご覧ください。

特別展 「花開く江戸の園芸」公式サイト

江戸東京博物館サイト 現在開催中の特別展 「花開く江戸の園芸」

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