「川の手通り」都道314号線設置さる　堀切菖蒲園駅前の通り

「川の手通り」と命名された駅前の通り。標識が設置されました。

先日、
堀切5丁目交差点(サンクス・オオトモサイクルセンター・中華大八元・三共商事の角)
堀切菖蒲園駅前交差点(交番・相互不動産・アメミヤビル・ヨロヅヤ・中華料理店の角)に、
それぞれ「川の手通り」案内標識が新設されました。

川の手通り標識

・「川の手通り」とは
道路の延伸や変更を受け、通称名設定の約30年ぶりの改定として
「東京都通称道路名検討委員会」が平成25年に設置。
議論・検討とその報告を受けて都が決定したもの。

「川の手通り」は、東京都道314号言問大谷田線
(言問橋西交差点(国道6号)?綾瀬警察署前交差点(環七通り)のうち
白鬚橋西詰交差点／明治通り交点から
綾瀬警察署前交差点／環七通り交点区間が命名されました。

まだコンクリートの白さが新しい設置場所

・幻の「堀切通り」
当初の事務局原案(第2回会議 25/6/17)では、
東京都道314号言問大谷田線全体を「堀切通り」とする事務局案が提出されていました。
「橋、高速ジャンクション、駅名等に広く使用されている「堀切」より、「堀切通り」を事務局案とした」
(「」内は都資料より引用。以下同様。)

しかし、会議にて「関係４区を包括した呼び名である「川の手」を名称に使用してはどうか。」
との意見。
各区の意見を書いた結果、台東区が区内区間が「橋場通り」が定着として反対。
葛飾区他は異存無として、「川の手通り」が明治通り/白髭橋起点に区間変更し、新たな案とったとのことです。

結果、「堀切通り」案は幻の名称となりました。

・関連資料・サイト
委員会設置の経緯や資料は、下記のサイトで公開されています。
東京都建設局東京都通称道路名検討委員会
(上記「」引用元・参考資料です。)

また、今回の改定全体の一連の命名については、
わかりやすい解説として(一財)道路新産業開発機構のサイトにて、
道路行政セミナー2014 年 4 月号 NO.067 2014 年 4 月 25 日発行
PDF 「東京都通称道路名の設定について」東京都建設局道路管理部路政課
が公開されています。

・堀切の各地点の様子

堀切5丁目交差点

両サイドに標識

堀切5丁目交差点、平和橋通り/川の手通り標識